2021年4月17日(土)~6月13日(日)
福岡県/久留米市/久留米市美術館 2階
福岡県大牟田市出身の漫画家、萩尾望都(1949~ )は、1969年のデビュー以来、日本のマンガ界を牽引してきました。
代表作「ポーの一族」は、バンパネラ(吸血鬼)となって永遠に少年の姿のまま生きていく運命を背負ったエドガーと、彼をめぐる数世紀にわたる群像劇を描いたもので、1972年の第一作発表以来、多くの読者を魅了してきました。
本展ではデビュー50周年を記念し、40年振りに再開された最新作も含むシリーズの原画に加え、「トーマの心臓」などの名作の数々、本展のための描き下ろし、さらに執筆の舞台裏なども紹介します。
また、宝塚歌劇花組公演「ポーの一族」の衣装や小道具により夢のステージも再現するなど、本展ならではの魅力がいっぱいです。
(展示点数:原画、予告カットなど、総数約300点)
<展示構成>
◆ポーの一族の世界─はるかなる一族によせて—
1972年に発表された第一作「すきとおった銀の髪」から1976 年の「エディス」まで、15のエピソードを発表順に紹介。
◆宝塚歌劇の世界─極上の美 永遠の命—
2018年、宝塚歌劇花組によって上演された奇跡のステージの再現。
◆トーマの心臓の世界─少年たちによせて─
もうひとつの代表作「トーマの心臓」(1974年)とその番外編や姉妹編、「残酷な神が支配する」(1992-2001 年)など、少年たちをめぐる物語を紹介。
◆萩尾望都の世界─50年の軌跡をたどる─
デビュー作「ルルとミミ」、「11人いる!」(1975 年)、「マージナル」(1985-87年)などの他、40年振りに再開された「ポーの一族」新シリーズによって、50年の軌跡を紹介。
【開館時間】 | 10:00~17:00 *入館は16:30まで |
【休館日】 | 月曜日 *5月3日(月・祝)は開館 |
【観覧料】 | 一般800円(600円)、シニア600円(400円) 、大学生500円(300円)、高校生以下無料 *( )内は15名以上の団体料金、シニアは65歳以上 *上記料金にて石橋正二郎記念館もご覧いただけます。 *4月25日(日)(文化センター開園記念日前日)と5月5日(水・祝)(こどもの日)は入館無料 |
問合せ先:久留米市美術館 TEL 0942-39-1131
ご参考・・久留米市美術館Webサイトへ