2023年6月3日(土)~7月9日(日)
福岡県/福岡市(博多区)/福岡アジア美術館
世界初のオリジナル技法「光彫り」
新感覚の展覧会 福岡初上陸!
新進気鋭の現代アーティスト、ゆるかわ ふう氏の展覧会を福岡で初めて開催します。
ゆるかわ ふう氏は大阪府出身、神奈川県湯河原町で創作活動を行なっており、普段は、人目に触れることのない素材である『建築用断熱材』を使った、新感覚のアート作品を創り出したアーティストです。
本展では、高さ約1.8メートル、幅約5メートルの大作をはじめ、新シリーズの作品、福岡初出品の新作を含めた約30点を展示します。
光り輝く海や空、生き物や風景をテーマに、「ゆるかわふう」によって考案された世界初のオリジナル技法「光彫り」の作品をぜひこの機会にご覧ください。
*展示作品はすべて撮影OK

《YOU GOT WATER 01》 2015年 縦182㎝×横550㎝
構成1.海エリア
クジラやウミガメなど海で暮らす動物の姿を描いた作品を展示します。
断熱材の素材そのものが持っている色彩を活かして、青色にかがやく海の世界を表現します。
大きな身体をもった生き物がふわっと浮かんで、画面の中からこちらに迫ってくる作品はまるで水族館の中にいるかと錯覚しそうになります。

《天の羽衣》 2021年 縦180㎝×横360㎝
構成2.羽衣伝説エリア
月、天女、白鳥、松など、羽衣伝説をテーマにした作品を展示します。
空から地上に舞い降りて水浴びをしている天女の姿に心を奪われた男性が、彼女の羽衣を隠してしまう・・といった主旨の物語は、日本だけでなく世界中に存在します。
数ある同様の物語の中で天女と白鳥はしばしば同一視されます。
天界と地上を繋ぐ神話の世界が、荘厳な雰囲気を漂わせながら美しく描かれています。

《極北の空》 2021年 縦90㎝×横120㎝
構成3.空エリア
作家が考案したオリジナル技法「光彫り」をさらに発展させて制作した新シリーズ。
種類の異なる複数の断熱材を組み合わせて、時間や季節によって変化する色とりどりの空を緻密に表現しています。
無限の奥行を持った壮大な空の景色が小さな額縁に収まり、美しい光のグラデーションとなって私たちに届きます。

《うたかたの夢》 2020年 縦180㎝×横450㎝

背後の照明を消した《うたかたの夢》 2020年 縦180㎝×横450㎝
見どころ
●「海」「羽衣」「空」、テーマによって海の青、宇宙の青、空の青、と印象が変わります。
●「建築用断熱材」から「作品」になる瞬間をON/OFF照明切替で表現します。
●本会場のために制作された「ご当地作品」をお披露目します。

制作の様子

《約束の地へ》 2017年 縦182㎝×横450㎝
【開場時間】 | 9:30~18:00 *金・土曜は20:00まで(最終入場は30分前まで) |
【休館日】 | 水曜日 |
【観覧料】 | 一般1,500円(1,300円)、高大生1,200円(1,000円)、小中生500円(300円) *( )内は前売料金 |
問合せ先:テレビ西日本 事業開発部 TEL 092-852-5507(平日10:00~17:30)
詳細は・・ テレビ西日本Webサイトへ
ご参考・・福岡アジア美術館Webサイトへ、ゆるかわふうWebサイトへ