2023年1月18日(水)~3月5日(日)
福岡県/福岡市(中央区)/福岡市美術館
ニューヨークが生んだ伝説の写真家
2017年、Bunkamura ザ・ミュージアムで日本初の回顧展を開催し、大きな話題を呼んだ写真家ソール・ライター(1923-2013)。
1950年代からニューヨークでファッション・フォトグラファーとして華々しく活躍しながら、1980年代に商業写真から退きましたが、2006年、ドイツのシュタイデル社から出版された作品集『Early Color』が世界的な反響を呼び、当時すでに80歳を超えていたソール・ライターにとって、写真界への実質的な第2のデビューとなりました。

《帽子》1960年頃、発色現像方式印画 ©Saul Leiter Foundation
2013年、89歳でソール・ライターがこの世を去った後、40年以上にわたって彼の最愛の住処でありアトリエでもあったニューヨーク・イーストヴィレッジのアパートには、膨大な作品が未整理のまま残されました。
2014年に創設されたソール・ライター財団は、現在、大きな使命の一つとして、「ソール・ライター作品の全アーカイプ化」に取り組んでいます。
カラー作品だけでも8万点ともいわれる写真、絵画、さらに多くの資料類・・・。財団の事務所となっているソール・ライターのアパートでは、現在進行形で「発掘作業」が続けられています。
今展覧会では、、まさに“宝の山”のような未整理資料から発掘された未発表作品群を紹介するとともに、一人の写真家の生涯にわたるアーカイプを通して、ソール・ライターの創作の秘密に迫ります。

《運転手》1950年代、発色現像方式印画 ©Saul Leiter Foundation
=関連イベント= ◆伝説の写真家の半生を追うドキュメンタリー 特別上映会「写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」 (2012年/イギリス・アメリカ/1時間18分) 日本語字幕:柴田元幸 配給:テレビマンユニオン | |
【日時】 | 2月4日(土)13:00~14:30(開場12:30) 2月5日(日)12:30~14:00(開場12:00) |
【会場】 | 福岡市美術館 1階ミュージアムホール |
【定員】 | 各回180名(当日先着受付、定員になり次第終了、未就学児入場不可) |
【料金】 | 一人500円(展覧会チケットの提示が必要・半券可) |
=関連イベント= ◆翻訳の第一人者! 柴田元幸氏 講演会「ソール・ライターとアメリカ文学」 【参加申込〆切】 2023年1月13日(金)必着 | |
【日時】 | 2月5日(日)15:00~16:30 |
【会場】 | 福岡市美術館 1階ミュージアムホール |
【講師】 | 柴田元幸氏(東京大学名誉教授/翻訳家/アメリカ文学研究者) |
【定員】 | 180名 *要事前申込、応募多数の場合は抽選、未就学児入場不可 |
【料金】 | 無料(展覧会チケットの提示が必要・半券可) |

《ハーパーズ・バザー》1959年2月号、銀色素漂白方式印画 ©Saul Leiter Foundation
福岡市美のレストラン&カフェにコラボメニューが登場!
館内のレストラン ブルヌスとカフェ アクアムで、会期中、ソール・ライターが暮らしたニューヨークの味がコラボメニューとして登場!
展覧会と合わせてお楽しみください。
【開館時間】 | 9:30~17:30 (入館は17:00まで) |
【休館日】 | 月曜日 |
【観覧料】 | 一般1,500円、中高生1,200円、4歳~小学生700円 *3歳以下無料 *中高生料金で入場の際は、学生証等の提示が必要です。 *その他チケットの詳細は、下記Webサイトでご確認ください。 |
【主催】 | テレQ |
本展に関する問合せ先:「永遠のソール・ライター展」事務局(スリーオクロック内) TEL 092-732-1688(平日10:00~17:00)
詳細は・・公式Webサイトへ