2023年2月11日(土・祝)~5月14日(日)
鹿児島県/鹿児島市/長島美術館
鹿児島出身の画家の藤島武二と、同郷であり日本画を学び、アール・ヌーヴォーの影響を受けるなどの共通点がある橋口五葉の作品を紹介します。
令和5年に没後80年になる藤島武二は、中学の頃から日本画を学び、後に洋画研究のため曽山幸彦に師事しました。
その後、アール・ヌーヴォーの影響を受けて独自の装飾的画風を築き上げ、晩年には宮内庁から昭和天皇即位を祝い、学問所に飾る油彩画制作を拝命されます。
そのことがきっかけとなり、風景画の連作に挑み、1932年には最初の文化勲章受章者の一人となっています。
橋口五葉は、アール・ヌーヴォー調の装飾や夏目漱石ら文豪たちの本の装幀を行い、その後、木版画制作に没頭し「大正の歌麿」と呼ばれました。
同じ時代に生きた、2人の画家の女性像や風景画などの作品をご覧ください。
*作品数27点(油彩、水彩、デッサン、木版等)
【開館時間】 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
【休館日】 | 火曜日 |
【入館料】 | 一般1,000円、高大生800円、小中生400円、シニア(65歳以上)500円 *常設展6室も含んだ料金 |
問合せ先:長島美術館 TEL 099-250-5400
詳細は・・長島美術館Webサイトへ