2023年8月3日(木)~10月9日(月・祝)
熊本県/熊本市(中央区)/熊本市現代美術館 ギャラリーIII・井手宣通記念ギャラリー
熊本市出身で、東京や各地での活動を経て、2020年に熊本県上天草市に居を定めた画家・武内明子。
不知火海を望むのどかなまちで、豊かな自然に包まれながら、日常をみずみずしい色と形で描き出しています。
本展は、天草で暮らし始めた武内の新作・近作を発表します。
武内が作品を生み出すときに大切なふたつのこと、それがタイトルにある「空っぽ」と「詩」です。
「空(から/くう)」であることは、さまざまな可能性を呼び込むこと。
自らを空っぽの器にして、とりまく風景や支持体に身をゆだねながら、対話するように絵筆を動かしていると、空から鳥が舞い降りてそっと枝にとまるように言葉がやってくる。
すると、絵と言葉は手を取り合って完成に向かっていくのです。
武内の「空」と「詩」の伸びやかな出会いが、作品と出会った人に柔らかな連鎖をもたらすことを願っています。

武内明子《ちいさな睦へ》2023年
=関連イベント=
◆武内明子アーティストトーク
空っぽになって絵を描くこととは? 武内の創作にそっと触れるトーク。
【日時】 8月13日(日)14:00~15:00
【会場】 アートラボマーケット
【定員】 25名 *事前申込不要
【料金】 無料
◆ワークショップ「空の詩ーわたしとあなたとまんなかの色ー」
絵の具の箱には入っていない色を作りながら、色のことをじっくり考えます。
【日時】 9月17日(日)13:30~15:30
【会場】 アートラボマーケット
【定員】 10名(中学生以上) *要事前申込
【料金】 無料
【開館時間】 | 10:00~20:00 |
【休館日】 | 火曜日 |
【観覧料】 | 無料 |
問合せ先:熊本市現代美術館 TEL 096-278-7500
詳細は・・熊本市現代美術館Webサイトへ