宇佐神宮仲秋祭(放生会)

大分県のイベント

2023年10月7日(土)~9日(月・祝) 
大分県/宇佐市/宇佐神宮、和間神社 

例年、3日間斎行される宇佐神宮の神事です。

初日に、和間の浜に建てられた浮殿へ神輿が御神幸されます。

中日には、神職により禊祓詞と祝詞が奏上され、蜷のアシヅトを開き散供する「放生式」が執り行われます。

伝統的なこの行事の由来は、720年に起きた隼人の反乱にさかのぼります。

この反乱を平定するため、大和朝廷は八幡神へ祈請し、薦枕(こもまくら)を神験(みしるし)として神輿に奉じ、戦地である大隅・日向に赴きました。

この時の輿が、日本で初めての神輿とされています。

「罪を憎んで人を憎まず」との八幡大神の御神意により、鎮圧された隼人の御霊を慰めるため、蜷を散供したのが放生会の始まりです。

この後、この放生会は生とし生けるものを憐れみ、慈しまれる八幡大神の大御心に添い奉り、全国に広まっていきます。

宇佐神宮・・
宇佐神宮は4万社余りある八幡様の総本宮です。
御祭神である八幡大神さまは応神天皇のご神霊で、571年(欽明天皇の時代)に初めて宇佐の地にご示顕になったといわれます。応神天皇は大陸の文化と産業を輸入し、新しい国づくりをされた方です。725年(神亀2年)、現在の地に御殿を造立し、八幡神をお祀りされました。
これが宇佐神宮の創建です。

問合せ先:宇佐神宮 TEL 0978-37-0001

ご参考・・宇佐神宮Webサイト

地図