長島美術館 コレクションによる版画展 ジョルジュ・ルオー「流れる星のサーカス」

鹿児島県のイベント

2025年2月8日(土)~5月18日(日)
鹿児島県/鹿児島市/長島美術館 第7展示室 

長島美術館コレクションより20世紀のフランスを代表する画家、ジョルジュ・ルオーの版画集「流れる星のサーカス」を約4年ぶりに展示します。

ルオーは、ステンドグラスを思わせる太く力強い輪郭線と、重厚な色彩による作風で、多くの人々を魅了し続けてきました。

サーカスは、ピカソ、シャガールなど多くの芸術家が取り上げた主題ですが、表の華やかな舞台だけでなく、裏にあるサーカスの人々の人間としての悲哀を表現しました。

今回の「流れる星のサーカス」でも人々の様々な表情が描かれています。

また、参考展示として画家マルク・シャガールと鹿児島出身の画家、東郷青児が描いたサーカスをモチーフにした作品も展示いたします。

20世紀最大の宗教画家と呼ばれる、ルオーが描いたサーカスの世界をお楽しみください。

*作品数:21点(版画17点・参考展示4点)

<ジョルジュ・ルオー>(1871-1958)
フランス、パリ生まれの画家。
14歳の頃ステンドグラス職人に弟子入りし、その後画家を志し国立美術学校で絵画を学びます。そこで、画家ギュスターヴ・モローの指導を受け、詩人や小説家らとの親交を深めながら独自の世界を確立しました。
敬虔なカトリック教徒であったルオー。ステンドグラスを思わせる太く力強い輪郭線と、重厚な色彩による作風は、深い精神性が表れています。
【開館時間】9:00~17:00(入館は16:30まで)
【休館日】火曜日 *2月11日(火・祝)・4月29日(火・祝)・5月6日(火・振休)は開館し、翌平日は休館
【観覧料】一般1,000円、高大生800円、小中生400円、シニア(65歳以上)500円
*常設展6室も含んだ料金

問合せ先:長島美術館 TEL 099-250-5400

詳細は・・長島美術館Webサイト

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