鹿児島県歴史・美術センター黎明館 2024年7月~9月の企画展・イベント

鹿児島県のイベント

2024年7月~9月 
鹿児島県/鹿児島市/鹿児島県歴史・美術センター黎明館 

企画展「近世薩摩藩の財政と商人」
薩摩藩は、幕府から加賀100万石に次ぐ72万石の領地を与えられていましたが、江戸時代後期までに天文学的ともいえる500万両の負債を抱えました。この財政危機に対応したのが、調所広郷でした。調所の改革は、藩の近代化を進めるとともに、経済に大きくかかわる商人も積極的に登用しました。
本展覧会では、薩摩藩の財政状況と調所の改革、改革に協力した商人の活動について紹介します。
【会期】6月11日(火)~9月1日(日)
【会場】3階 企画展示室

企画展「南九州の山と生きる人々」
背丈ほどの大きな鋸を持って、山に向かう木挽夫たち。
身を潜めて、獲物が来るのをじっと待つ狩猟者たち。
南九州の人々は、山の豊かな恵みを求め、知恵や工夫を凝らしながら自然と付き合ってきました。
山での生業に使われた民具、山の神への畏敬と感謝を表す行事や信仰など、山と人々が育んできたつながりを紹介します。
【会期】9月10日(火)~12月1日(日)
【会場】3階 企画展示室

企画特別展「没後100年 松方正義 -郷士から総理大臣へ-」
慶応4(明治元(1868))年、260年余り続いた江戸幕府が倒れ、新しい政府が産声を上げました。
しかし、欧米列強が虎視眈々と狙うなか、ヨチヨチしている時間はなく、日本は「殖産興業」・「富国強兵」を掲げ、強力な国作りを急ぎました。
松方正義(1835~1924)は、その頃長く大蔵卿・大蔵大臣として国家の屋台骨を支えた人物で、総理大臣も二度務めています。その没後100年を記念し、西郷・大久保亡き後、薩摩閥の中心を担った松方の生涯に迫ります。
【会期】9月26日(木)~11月4日(月・振休)
【会場】2階 第2特別展示室
【料金】一般800円(600円)、大学生500円(350円)、高校生以下無料
*( )内は団体20名以上、前売券料金

キッズフェスタ「かごしまの偉人とお金」
【日時】 8月25日(日) 10:20~11:30
【会場】 3階 体験学習室
【対象】 小学生(要保護者同伴)
【定員】 30名 *応募者多数の場合は抽選
【料金】 黎明館常設展示団体入館料(鹿児島県内在住の18歳以下は無料・年間パスポート利用可能)

申込方法の詳細・申込は・・黎明館Webサイトへ
【参加申込期間】2024年7月2日(火)~26日(金)(電子申請のみ)
問合せ先:鹿児島県歴史・美術センター黎明館 TEL 099-222-5100

鹿児島県歴史・美術センター黎明館・・
明治百年(昭和43年)を記念して、昭和58(1983)年に開館した人文系の総合博物館で、鹿児島の歴史、考古、民俗、美術・工芸を紹介しています。
黎明館の敷地は、江戸時代の鹿児島(鶴丸)城の本丸跡で、今でも壕、石垣、石橋など由緒あるものが残っており、これらは、県指定史跡になっています。
【時間】9:00~18:00(入館は17:30まで)
【休館日】月曜日(祝日の時は翌日)・毎月25日(土・日の場合は開館)
【観覧料】企画展・常設展示/一般420(310)円、高校・大学生260(160)円、小・中学生160(80)円
*( )内は20名以上の団体料金
*障害者手帳等の提示のあった方と、その介助者1名は無料
*鹿児島県内に居住する70歳以上の方は無料(年齢・住所を確認できる書類の提示が必要)
*鹿児島県内に居住する18歳以下の方は、土・日・祝日に限り無料(年齢・住所を確認できる書類の提示が必要)

問合せ先:鹿児島県歴史・美術センター黎明館 TEL 099-222-5100

詳細は・・鹿児島県歴史・美術センター黎明館Webサイト

地図