2025年1月3日(金) 13:00~
福岡県/福岡市(東区)/筥崎宮
玉取祭は別名「玉せせり」といい、全国に知られる祭りです。
起源は定かではありませんが、今から500年前の室町時代に始まったとされ、昔から盛大かつ厳粛に行われています。
13時の玉洗い式にて祓い清められた陰陽2個の木玉は、約250メートル離れた末社玉取恵比須神社に運ばれます。ここで祭典の後、陽の玉は裸に締め込み姿の競り子たちに手渡され玉せせりが開始されます。
この玉に触れると悪事災難を逃れ幸運を授かるといわれており、競り子たちは勢い水を浴びながら陽の玉をめぐる激しく勇壮な争奪戦を繰り広げます。
かくて本宮に向かって競り進んだ玉は、やがて楼門下に待つ神職の手に渡され、陰陽2個の玉が再び揃って神前に納まり、めでたく神事を終えます。
陸側と浜側(陸組・浜組)に分かれた玉の争奪戦は、一年の吉凶を占う年占い神事の意味合いもあり、陸側が玉をあげれば豊作、浜側があげれ大漁といわれています。
問合せ先:筥崎宮 TEL 092-641-7431
詳細は・・筥崎宮Webサイトへ