長島美術館 長島コレクションによる企画展「海老原喜之助 水彩・デッサン展」

鹿児島県のイベント

2025年5月24日(土)~7月6日(日) 
鹿児島県/鹿児島市/長島美術館 

長島美術館コレクションから、約5年ぶりに海老原喜之助の水彩、デッサン作品をご紹介します。

海老原は1904年に鹿児島市に生まれ、1923年にフランスに渡り藤田嗣治に師事。

「エビハラブルー」と呼ばれる青と白を基調とした画風で、パリの次世代を担う作家として注目されます。

帰国後も作品を次々と発表し、構成力に富んだ作品で周囲に大きな影響を与えました。

毎日のデッサンで培われた造形感覚と、独特の情緒あふれる表現で多くの傑作を残しています。

今回は水彩・デッサンの中から、海老原が描いた人物像の作品を展示します。

日本洋画壇の『鬼才』と呼ばれた、海老原喜之助の躍動感あふれるデッサンや水彩の人物像をご覧ください。

(作品数:約40点)

海老原喜之助(1904~1970)
1923年 19歳で渡欧し、パリで藤田嗣治に師事。1933年に帰国後は、独立展を中心に活躍。
1945年 戦後。東京から熊本・人吉に移住し、「雌伏の5年」と呼ばれるデッサン漬けの日々を送る。
1946年 鹿児島の公募展「南日本美術展」を吉井淳二と共に創設し、鹿児島の美術振興に尽力。
1967年 油彩画を学び直すため、渡欧し各地を巡る。
1970年 パリで死去。
【開館時間】9:00~17:00(入館は16:30まで)
【休館日】火曜日
【観覧料】一般1,000円、高大生800円、小中生400円、シニア(65歳以上)500円
*常設展6室も含んだ料金

問合せ先:長島美術館 TEL 099-250-5400

ご参考・・長島美術館Webサイト

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