2025年4月24日(木)~7月6日(日)
長崎県/長崎市/長崎県美術館 企画展示室
九州初上陸!! 新たなジブリ体験、始まります。
日本テレビ系の映画番組「金曜ロードショー」の歩みとその時代を辿りながら、スタジオジブリ作品の魅力を紹介する展覧会。
本展ではスタジオジブリ作品のポスターやチラシ、映画で実際に使用した絵コンテなど貴重な資料の数々を展示。各時代の作品を、公開当時の社会現象や流行語、流行したファッションやゲーム機、漫画などと併せて紹介し、当時の世相を思い出しながら鑑賞していただけます。
「風の谷のナウシカ」に登場する腐海や巨大な王蟲(オーム)たちを圧巻のクオリティーで表現した空間は、造形作家の竹谷隆之さんが監修。その他、「魔女の宅急便」や「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」などのポスターを立体化し、主人公になりきって写真が撮れるフォトスポットなど、ジブリの世界を体感することができます。
東京展は約24万人、その後の京都展と広島展でも約20万人を動員した注目の展覧会です。

© Studio Ghibli
見どころ1.
時代ごとに紐解くジブリ作品の魅力を紹介
●スタジオジブリ作品と時代
「金曜ロードショー」はこれまで200回以上にわたってスタジオジブリ作品を放送してきました。その歴史はスタジオジブリが人気を確立し、作品の評価を不動のものとしていく足跡とともにあり、現在も続いています。
番組の放送が始まった1985年は、スタジオジブリが“スタジオ開き”をした年であり、日本テレビが特別番組で『風の谷のナウシカ』を初放送した年でもあります。
本展ではそんな1985年を起点に、スタジオジブリ作品の公開年、そして「金曜ロードショー」で初放送された年がどんな時代だったのかを振り返りながら、各時代の記憶と記録を通じて映画の魅力に迫ります。
昭和から平成、令和に至る世相を掘り起こすことで、作品が持つ時代性と普遍性が浮かび上がります。
また、日本テレビはこれまで数々のスタジオジブリ関連番組を制作し、放送してきました。
本展では貴重なアーカイブ映像も特別公開します。

© Studio Ghibli
●各作品の名シーンを絵コンテで振り返る
『風の谷のナウシカ』から『アーヤと魔女』まで、スタジオジブリのほぼ全作品の絵コンテの一部を展示しています。
絵コンテとはいわば映画の設計図。
シーンの流れをコマ割りしたもので、場面の構成やセリフなど、演出イメージがつかめます。
作品の生まれる過程を間近で見られる貴重な機会となるでしょう。

© Studio Ghibli
見どころ2.
ポスターの主役はあなた
●ジブリ映画ポスタースタジオ
スタジオジブリ作品のポスターの中に飛び込んで、主人公のように撮影できるフォト空間が登場します。
そこはまるで架空のスタジオに迷い込んだような場所。
『魔女の宅急便』をはじめ、いろんな作品の主人公になった気分で楽しみましょう!

© Studio Ghibli
見どころ3.
風の谷のナウシカ 王蟲の世界
●「金曜ロードショー」とジブリの原点
「金曜ロードショー」とスタジオジブリの歴史における原点である『風の谷のナウシカ』。
本展では稀代の造形作家として世界に多くのファンを持つ竹谷隆之さんらが作成した造形物をもとに、映画に登場する“腐海”の空間を表現しました。
圧巻のクオリティで作られた王蟲、大王ヤンマ、ムシゴヤシなどが待つ空間は、来場者を魅了することでしょう。

© Studio Ghibli
【開場時間】 | 10:00~20:00 *最終入場は18:30 |
【休館日】 | 5月12日(月)・26日(月)、6月9日(月)・23日(月) |
【観覧料】 | 当日/一般1,900円、中高生1,500円、小学生1,200円 前売/一般1,600円、中高生1,200円、小学生900円 平日夕方/一般1,700円、中高生1,300円、小学生1,000円 *小学生未満無料 *安全管理のため、混雑状況により当日券販売を一時中止・入場規制を行うことがあります。 *本展は事前予約不要です。混雑時は入場をお待ちいただく可能性があります。 *平日夕方券は、月曜~金曜日の17:00以降の入場が対象 (祝日およびGW期間中の4月28日(月)・30日(水)、5月1日(木)・2日(金)を除く) *前売券の販売は2月28日(金)~4月23日(水)まで |
問合せ先:長崎県美術館 TEL 095-833-2110
詳細は・・長崎県美術館Webサイトへ