2025年8月~10月
福岡県/小郡市/九州歴史資料館
◆特集展示「木簡入門」
大宰府史跡では昭和45年(1970)3月に初めて第1号木簡が発見されて以来、今日までに1200点あまりの古代木簡が出土しています。この点数は九州における古代木簡の出土総数1600点余りのうち、7割以上を占めています。
大宰府史跡および大宰府条坊跡等からの出土木簡のほとんどすべてを所蔵する九州歴史資料館は、大宰府史跡出土木簡を中心として、九州における木簡研究の拠点として、50年以上にわたって、木簡の調査研究を行ってきました。
このことをふまえ、九州歴史資料館の調査研究の主軸の一つである木簡について、そもそも木簡とは何か、その調査研究の方法、保存管理という基礎的な事項を、大宰府跡出土木簡を主な素材として、模型や模造品、パネルを用いてわかりやすく紹介します。
(主要展示資料:木簡型式模型、木簡模造品、文房具模造品、解説パネル)
【期間】 7月23日(水)~10月5日(日)
【会場】 九州歴史資料館 第2展示室
【料金】 無料
=関連イベント=
●夕べのギャラリートーク
閉館後の展示室で担当学芸員が展示解説します。
大宰府史跡では昭和45年(1970)3月に初めて第1号木簡が発見されて以来、今日までに1200点あまりの古代木簡が出土しています。この点数は九州における古代木簡の出土総数1600点余りのうち、7割以上を占めています。大宰府史跡および大宰府条坊跡等からの出土木簡のほとんどすべてを所蔵する九州歴史資料館は、大宰府史跡出土木簡を中心として、九州における木簡研究の拠点として、50年以上にわたって、木簡の調査研究を行ってきました。
このことをふまえ、当館の調査研究の主軸の一つである木簡について、そもそも木簡とは何か、その調査研究の方法、保存管理という基礎的な事項を、わかりやすく紹介します。
【日時】 8月29日(金)16:30~17:30
【講師】 酒井芳司(九州歴史資料館)
【定員】 10名程度 *事前申込不要
【料金】 無料
ご参考・・九州歴史資料館Webサイトへ
◆名誉館長パネル展「シルクロードの文化遺産(2)―草原の道―」
西谷名誉館長は、中国新彊地域と北部九州の比較考古学的研究など、シルクロードに関する研究を長年行っており、その過程でシルクロードに関する貴重な写真を、数多く撮影されています。
今回のパネル展では、こうした西谷名誉館長の研究成果公開の一環として、シルクロードのコースの一つ、草原の道に関する文化遺産について、各文化遺産の写真に解説と分布図も用いて紹介します。
【期間】 7月1日(火)~9月21日(日)
【会場】 九州歴史資料館 文化情報広場
【料金】 無料
ご参考・・九州歴史資料館Webサイトへ
◆私の成果展-県内高校歴史クラブ 学びの成果展-
「私の成果展」は、小学生や高校生、ボランティアが郷土や歴史に関する学習の成果をパネル展形式で発表し、九州歴史資料館学芸員による講評やアドバイスをあわせて展示するものです。
本展では、県内高等学校の歴史研究部発表として、糸島高校歴史部「荒牟田1号墳出土象嵌鍔の検討2」と小郡高校郷土研究部の「小郡の幻の鉄路を追って~鳥栖・小郡・三輪を結ぶ「中央軌道」はなぜ消えたのか~」の研究成果を紹介します。
【期間】 6月24日(火)~8月31日(日)
【会場】 九州歴史資料館 文化情報広場
【料金】 無料
ご参考・・九州歴史資料館Webサイトへ
◆ボランティアイベント「子ども組紐講座 上級編」
古墳時代から続く伝統の「クテうち組紐技法」を学ぶ講座です。
入門編よりもさらに組紐を深く学びたい人向けの上級講座です。
挑戦者求む!
【日時】 9月17日(水)13:30~15:30
【会場】 九州歴史資料館
【定員】 先着20名 *要事前申込
【料金】 200円
*受講希望される方は、チラシ裏面・Webサイトをご確認の上、往復はがきまたは電子申請でお申し込みください。
◆ボランティアイベント「綿の摘み取り・手織り体験」
綿に関わる2つのイベントです。
【日時】 10月5日(日)10:30~、13:00~
①綿のつみとり/10:30~12:05
九州歴史資料館の中庭で栽培している綿を収穫する体験です。
普段触れることのないフワフワの綿を摘み取ってみませんか。
一人5個摘み取ってお持ち帰りできます。
中に種が入っているので自宅で植えることもできますよ。
1回15分で交替します。
*事前申込不要、当日先着順で受け付け
【料金】 無料
②手織り体験/13:00~16:10
簡単な構造の機織り機「原始機」を使って、毛糸を編んでコースターを作ります。
編み方はボランティアが優しく教えます。
【対象】 小学生以上
【定員】 24名 *1回の定員は8名で3回実施、要事前申込
【料金】 200円
*受講希望される方は、チラシ裏面・Webサイトをご確認の上、往復はがきまたは電子申請でお申し込みください。
◆第6回九歴講座「大戦末期西部軍の本土決戦態勢と司令部地下壕の構築」
大戦末期の昭和20年、本土決戦のため「第十六方面軍」は、司令部を山家地下壕に移駐しました。
また、軍政を担う「西部軍管区」は、「軍官一体」の態勢を構築するため、方面軍司令部とは別に、平尾浄水池(現福岡市植物園)に地下壕(新発見)を建設し移駐しました。
両司令部地下壕を通して、九州における本土決戦態勢について考えてみたいと思います。
【日時】 9月13日(土)13:30~15:30
【会場】 九州歴史資料館 研修室
【講師】 草場啓一 氏(元筑紫野市歴史博物館長)
【定員】 160名
*全席が予約制の指定席なります。受講希望される方は、チラシ裏面・ホームページをご確認の上、往復はがきまたは電子申請でお申し込みください。
【料金】 無料
申込は・・九州歴史資料館Webサイトへ
【開館時間】 | 9:30~16:30(入館は16:00まで) |
【休館日】 | 月曜日(ただし祝日・振替休日の場合はその翌日)、年末年始(12月28日~1月4日) |
【観覧料】 | 第1、3展示室/一般210円(150円)、高大生150円(100円)、中学生以下・満65歳以上無料 *( )内は、20名以上の団体料金 *土曜日は高校生も無料 *入館は無料 |
問合せ先:九州歴史資料館 TEL 0942-75-9575
詳細は・・九州歴史資料館Webサイトへ